アトピー改善効果は短期間(2~3日)で出る場合もある

アトピー全般

私もアトピー患者ですが、おそらくそのことはネット上の広告配信業者にもバレていて、ネットサーフィンをしていると以下のような広告が表示されることがあります。

  • 8週間でアトピーが治る!?
  • 16週間でアトピー体質改善

長期的な体質改善というのは、もちろん重要です。しかし、世の中にはごく短期間でアトピーの改善効果が実感できる場合も確かにあります。

短期で効果を実感できるというのは、ある改善策を実施したとして、

  • 1日目には「あれ?いつもよりかゆくないな」と気づく
  • 2日目には風呂上がりに肌が突っ張る感覚が減り、少し気持ちいい
  • 3日目には出血がほとんど見られなくなる

こんな感じで実感できるということです。肌のターンオーバーには最低2週間ぐらいかかるはずなので、さすがに3日でスベスベの肌になるというわけではありませんが、かゆみの有無に関しては、2~3日で劇的に改善しうるというのが個人的な経験談です。

これは私自身に限った話ですが、私は長期的に何かをやってアトピーの改善を実感したことがありません。8週間とか16週間とかで効果が出ると言われているものって、そもそもそれによる効果なのか怪しくないですか?(当サイトを閲覧中にそのような広告が出現していたらすみません…)

8週間=2ヶ月の場合、

  • たまたまその間、花粉や黄砂が飛んでなくて調子が良かった
  • たまたま快適な温度・湿度の日が続いていた

などの理由で改善している可能性もあります。

16週間=4ヶ月の場合、もはや季節をまたいでしまうので、改善策の影響が善か悪かすら判断ができないような気がします。改善までの設定期間が長すぎる場合、それはひょっとして詐欺なのでは、と疑ってしまいます。

私が効果を実感した改善策

ここで、ページタイトルのとおり、私が2~3日で効果を実感した改善策を2つ書きたいと思います。なお、いずれの場合もお風呂上がりのステロイド軟膏+保湿剤の塗布は欠かさず実施しています。逆に、医薬品なしで2~3日で効果を実感できる方法というのは、多分ないのではないでしょうか。

ステロイドはリスクも指摘されますが、やはりその効果は偉大です。医薬品になるべくしてなっています。ただ、アトピーは多因子性の疾患(いろいろな原因がある病気)で、ステロイドだけではどうにもならん、ということも多々あります。私の場合、「規則正しい生活」や「ストレスフリーな生活」という点はクリアしていますが、それでも皮膚が治るには以下のいずれかの要素を追加で満たす必要がありました。

1.かゆみ止め(医薬品)

最近、「ビラノア錠」という抗ヒスタミン系の飲み薬を処方されました。比較的、新しい薬のようです。一日一回、寝る前(空腹時)に飲むのですが、これが私にはかなり効果を発揮しております。飲んだ時と飲まない時では、翌日のかゆみがかなり違います。

ちなみに、同じ抗ヒスタミン系の薬で有名な「アレグラ」は全く効果を実感できなかったんですけどね。作用機構は同じ薬のはずなのに、なぜ?この辺は私自身、不思議に思っているところです。まあ、医者(身内)に聞いてみたところ、「アレグラが効くと言っている人を見たことがない」とか言っていましたがw

もし、かゆみ止めの飲み薬を検討してみたことがないという方がいれば、試してみるのもいいかと思います。かかりつけのお医者さんに相談してみてください。私のように、「どうせかゆみ止めなんて、アレグラみたく気休め程度なんでしょ」と思っていた方でも、再度検討してみる価値はあると思います。ビラノア錠で効果があるとは限りませんが、思わぬ形で自分に合った薬に出会えるかもしれません。

2.水質

これは医者に話すとバカにされるやつですが、私自身にとっては非常に重要な要素です。地域によってお風呂上がりの肌の突っ張り方がかなり違います。私自身に関して言うと、名古屋のお風呂上がりはかなり不快ですが、東京ではとても気分がいいです。身内でも同じことを言っている人がいるので、どの地域の水質が合っているかは人それぞれとしても、水質がアトピーの改善に影響を及ぼしていることは確かです。

水中の何が影響しているか?

水質を語る上でもっとも取り沙汰されるのが「残留塩素」の問題です。塩素というのは基本、殺菌作用=攻撃力がある物質なので、普通の人には問題ない濃度でも皮膚バリアが破壊されているアトピー患者にとっては気にすべき問題です。

ただ、私に関して言うならば、ひょっとしたら残留塩素とは別の原因で悪化・改善しているかもしれません。水道局のホームページで東京と名古屋の残留塩素濃度を比較してみても、大差がないからです。もっとも、近年の公的文書の改ざんや大手企業のデータ改ざんの件を見ていると、信じていいものかどうかもよく分かりませんが。

研究者によってはアトピーと炭酸イオン(CO3)の関係に着目していたり、それ以外にもトリハロメタン等の副生成物の可能性、あるいは全然関係なさそうな「水の硬度」が影響している可能性もゼロとは言い切れません。その他の可能性についての細かい話は、折りを見て別記事で触れたいと思います。

まとめ

今回は私が短期間でアトピー改善効果を実感できた、いくつかの実例についてお話しました。ステロイドがなかなか効かないとお悩みの方に、何か新鮮と思える情報があったなら幸いです。

アトピーがなかなか治らないという方のなかには、ひょっとしたらステロイドがしっかりと効果を発揮する条件がそろっていない可能性があります。そのことが原因で、ちまたの改善策をひと通り実施してもなお解決しない場合があるのが、アトピーの厄介なところです。

ドラゴンボールに例えるなら、7つそろえないと願いを叶えられないドラゴンボールを、5つ6つしかそろえられていない状態です。そして残りのドラゴンボールを、ドラゴンレーダー無しで探さなければならない。

日常的に身体がかゆい中で、とても骨の折れる作業だと思います。私も自分に合った療法を見つけるまでに20年ほどかかりました。完治したわけではなく、仕事やスポーツに支障が出ないレベルまで持っていった、という感じです。それでも、見つからないと思っていたドラゴンボールは確かにありました

現在、アトピーで悩んでいる方にとって、この記事が前を向くきっかけになれば嬉しいです。アトピーは解決するのが難しいですが、どちらかというと解決に向けて気力を維持する方が難しいという気がしますので。

掴もうぜ!ドラゴンボール!(なんだそりゃ)